ヤマハ YBB-321(S)
2年ほど前に中古のYBB-321を入手し、チューバ吹きの相方に貸し出していたのですが、2009年7月に凹出しと銀メッキでオーバーホールしてもらいました(以下YBB-321Sと呼ぶ)。その際2番抜き差し管と主管を少し短くしました。
現行の321-Uと違い、3番抜き差し管がまっすぐで(かっこいいでしょ)、1番抜き差し管につば抜きがついています。ピストンのガイドも金属製です。
元々音色の良さでは定評のある321旧型の前期タイプですが、オーバーホールして響きもさらに良くなりました。音色はややダークになり、重心が下がった感じです。最強のYBB-321と呼んでも過言ではないでしょう。まだ本番で使ったことはありませんが、相方に貸している下のYBB-321と共に、並んで使うのが夢です。
ちなみにケースはNikkan imperialeユーフォと同系です(取っ手が2箇所付いていて持ちにくい)。 |
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ヤマハ YBB-321
上の楽器をオーバーホールしている間、貸し出し用の楽器が無かったので、ヤフオクにてジャンクを入手し、部品(ピストンキャップ、笠など)を調達しレストアしました。YBB-321Sより古い楽器で(製造番号642)、マウスパイプなどの形状が違います。
この楽器もなかなか良い音がしますが、少し音に古さを感じる点は否めません(これもきちんとオーバーホールすればもっと良い音がなるのでしょうが)。
ユーフォの場合は Nikkan imperiale が先に発売されヤマハブランドが後だったのですが、チューバはどうだったのでしょうか。
さて、この楽器は凹みもそのままですし、ラッカーはハゲハゲで、あちこちに補修の跡があります。
これはオーバーホールせずに、このまま余生を送らせたいと思います。ケースはありませんでしたので、リッターのソフトケースを使用。
現在貸し出し中です。 |
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ヤマハ YCB-661(S)
私がチューバに栄転した時に入手した楽器です。2009年1月に銀メッキでオーバーホールしました。
ヤマハが初めて手がけたC管でプロも使用したタイプですが、今は廃番になっています。
現行のYCB-861より明るくかつどっしりとした音が出ます。
ピッチも良く、奏者が疲れていても楽器が助けてくれます。
私がもう少し年を取って楽器を整理する時も、多分最後に残す一本だと思います。
ロータリーの楽器はツバ抜きが楽な点も良いですね。
ずんぐりむっくりですが、4/4サイズです。結構重量感はあります。 |
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BM symphonic perantucci model (C管)
いわゆる4/4ヨークモデルです。芯のある響きの音が全音域で広がります。ヤマハびいきの私ですが、この音色は大変気に入っており、現在メインで使っています。ピストンなのでロータリーでは吹きにくい早いパッセージが吹きやすいと思います(筆者が下手なだけですが)。
ソルフェージュが出来ていないとピッチがあやしくなるので、奏者に優しくない楽器です。
立奏もしにくいです。
ケースが重い(し臭い)ので、移動距離が長い時はYCB-661で行くことがあります。
ソフトケースをオーダーしようかと思案中です。 |
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ヤマハ YEB-631
ネット上で中古で出ているのを発見。すぐにゲットしました。赤ベルのエスバス特注品です。高音部は少しユーフォに近い音がします。 |
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